ずっと食べたかったハタハタ寿司をいただきました!秋田の名産品です。
特徴
ハタハタ寿司は、熟鮓(なれずし)の一種で秋田の名物です!熟鮓(なれずし)は、魚と塩とご飯で発酵させた保存食品で、なれずし系といずし系の2種類があります。2つを分ける条件は材料で、なれずし系は、魚と塩とご飯だけで発酵させるのでちょっとすっぱめで、いずし系は、魚と塩とご飯にプラスして麹を使うので、ご飯のでんぷんが糖化され甘くなります。ハタハタ寿司は、いずし系の代表格なんです。
歴史
江戸時代から、秋田県ではハタハタがたくさん取れ、高貴な魚というよりも民衆にたくさん食べられた安いお魚だったそうです。発酵食品全体に言えることだけど、やはり昔は今ほど保存できる環境が整っていなかったから、なるべく長く食べられ、また海が周りにない山間部でも食べられる方法として、塩漬けにし、ごはんと麹を混ぜたものを載せて、発酵させたと言います。
やっぱりとった魚を切らずにそのまま漬けるのがいちばん格式が高く、頭だけ落としたものや、切り身にしたものが一般的だったそうです。こういう感覚は、今とあんまり変わらないのがオモシロイかも・・・。
食べてみました!
すっごいおいしい!すごく酸っぱいのだと思っていたのですが、さすがいずし系、ちゃんと麹が糖化してくれているのか、想像よりもずっと甘くて、さっぱりしていました。お酒のおつまみに合いそう!ただ、たまたまかもしれないけど、かたくて噛みきれないので、するめ感覚で食べてました。
ごちそうさまでした!