納豆菌の定義って?

まずは、毎度のごとく、ウィキペディアの説明から見てみましょう♪

枯草菌の一種である。稲の藁に多く生息し、日本産の稲の藁1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が芽胞の状態で付着している。(ウィキペディアより)

とにかく強い!!!!
そんなイメージのある納豆菌。納豆作りに欠かせない菌で、稲に住みついています。納豆1gに、約20億個の納豆菌が存在しているというので、続いて驚きです。酪酸菌(参考:発酵菌辞典 「酪酸菌」ってなに?)のところでも少し書きましたが、この納豆菌も酪酸菌と同じく芽胞菌で、芽胞に包まれています。ほとんどの菌が100°で死んでしまうにも関わらず、納豆菌の画像の死滅温度は約120°!とにかく強い菌っていうことがわかります。人間の胃液にも負けることなく、ちゃんと腸まで届く菌のうちの一つです。

繁殖力もハンパない!納豆菌は強すぎる・・・

納豆菌はとにかく強いので、他の菌を繁殖させたい場合は注意が必要です。よく言われているのは、日本酒蔵の杜氏さんやお酒造りに関わる方やその家族、塩麹や甘酒の業者さんやその家族は、納豆は通常あまり食べないそうです。というのも、この納豆菌、好気性の菌(空気が大好きな菌)だということもあり、いったん外に出ると、結構な勢いで増えていくので、麹菌が繁殖できなくなってしまうとのこと。麹菌を繁殖させることが必要な日本酒や塩麹や甘酒を作る人からみたら、かなりの強敵なのです。

私も納豆は大好きなので食べますが、家で味噌や醤油、甘酒を作っているので、納豆を食べた後はすごく気を付けています。ちゃんと食べた場所きれいにすることと、納豆を食べた食器は殺菌し、納豆のパックはゴミ箱には絶対に捨てず、1個ずつビニールいれてすぐに口を縛ります。皆さんも納豆菌にはくれぐれもお気を付けください。

腸まで届く納豆菌!人間にとってはとっても良い子のプロバイオティクス

プロバイオティクス(=人間に人体に良い影響を与える微生物やそれを含む製品のこと)として知られている納豆。納豆菌が多くの酵素を持ち、栄養素を作ってくれているおかげです。例えば、納豆菌が持つ「タンパク質分解酵素」であるプロテアーゼは、タンパク質を分解してアミノ酸をたくさん作ってくれます。また、「でんぷん分解酵素」であるアミラーゼも持っていて、お米などに含まれるでんぷんをブドウ糖に変えてくれます。また、「血栓溶解酵素」として知られるナットウキナーゼも持っていて、血栓を溶解してくれるため、生活習慣病の予防にも効果的であるとされています。

納豆菌が環境問題に取り組んだら、環境問題の解決も近い?

納豆菌は水の中などの過酷な環境下でも強く生息するため、水質汚染の原因であるゴミなどを分解することができ、近年では水質の浄化に役立っています。また、納豆菌が作るポリグルタミン酸に保水効果があることがわかり、これらの納豆菌の特質を生かして、砂漠を緑化したり、乾燥地での農業発展を助けるための研究が行われています。地球にやさしい納豆菌なら、環境問題を解決できるかも?しれません。


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