つい最近、ちょっとおもしろい記事を読みました。なんと、「貧血になりにくい血液型」と「なりやすい血液型」があるそうです。笑 なんでも、東京大学医科学研究所と理化学研究所のチームが発表した情報なのだそうで、15000人分の血液サンプルを使って調べとか・・・!信憑性は高いかもしれません。
記事によると、貧血になりやすいかなりにくいかを決めるのに重要なのは、「B型遺伝子」を持っているかどうかで、「B型遺伝子」を持たないA型とO型が貧血になりやすい血液型だと言います。
実際の血液サンプルを調べると、「B型遺伝子」を持つB型とAB型の血液は、へモグロビン濃度が1割も高いとか。1割違うことにどんな意味があるかと言いますと・・・A型・O型の女性に比べて、B型・AB型の女性は、貧血患者の割合が21%少なかったそうです。20%って結構な違いですよね。そういえば、よく貧血だと言っていた友達・・・A型だったw ・・・本当かも?しれませんw
貧血ってなんで起こるの?
貧血になりがちな人は、「鉄分」を摂るように言われます。確かに、貧血は、血液中のヘモグロビン濃度が低いことによっておこるため、「鉄分」をとることで、濃度を高くするというのは理にかなっています。でも、実は、「鉄分」だけ大量に摂取したとしても、貧血が治るとは限りません。なぜなら、その大量に摂った「鉄分」がすべて体に吸収されるかどうかは別問題だからです。
「鉄分」は、自分のちからだけで「ヘモグロビン」になることはできません。だれか、ヘルパーさんのちからが必要です。この場合、ヘルパーとしてよく働いてくれるのは、ビタミンB群、なかでもビタミンB6やB12、そして葉酸です。
貧血を防ぐために摂取したい発酵食品
ビタミンB群の摂取のためにおススメしたい食品は、「麹」です。麹菌が働いて作られた米麹には、ビタミンB6やB12などのビタミンB群や葉酸、パントテン酸などが豊富に含まれています。貧血を防ぐには、「鉄分が多く含まれた食品」と「ビタミンB群&葉酸が多く含まれた食品」を一緒にとることをおススメします。例えば・・・「鉄分が多く含まれた食品」と相性がよさそうなのは、「塩麹」!お塩の代わりに、塩麹を使ってひじきの煮物を作ってみてはいかがでしょう?
もちろん、米麹から作る「甘酒」もおススメです。鉄分が多いドライフルーツとヨーグルトに甘酒をかけて食べてもとってもヘルシーでおいしい、貧血予防ができます。麹と鉄分のダブル摂取、特にA型とO型のみなさんは試してみてくださいね!笑