先日、友達とごはんをしたとき、デトックスやアンチエイジングに興味があって、代謝をよくしたい!といわれたので、甘酒をおすすめしたら・・・びっくりさせちゃったんです。
ーーーAちゃん(以下、A):
「歳とともにどんどん太っていくんだけど・・・w なんか悪いモノが体にたまっていく感じ?」
ーーーROMI(以下、R):
「うん~わかるわかる~・・・そうだ、甘酒ってビタミンB群が豊富で代謝をよくしてくれるからおすすめだよー。」
ーーーA:
「わたし、お酒のめないもん~」
ーーーR:
「・・・」
ーーーA:
「ほかのおススメ発酵食品は~?」
ーーーR:
「・・・甘酒って、名前に酒ってつくけど、お酒じゃないよ。」
ーーーA:
「えーーーーーーー!!!!」
アルコールが全く入っていない「甘酒」もある!
甘酒には大きくわけて2つの作り方があります。1つは、麹からできているもの、そして残りの1つは、酒粕からできているもの。酒粕からできているものは、お酒を造った後のしぼりかすからできているので、確かにアルコールが含まれています。でも、麹から作るものは、基本的に麹と水、そして場合によってはお米をたすだけなので、アルコールは全く入っていません。
案外、未だに驚かれてしまうこの事実!すっごく重要なので要注意!例えば、お酒を控えないといけない方、妊婦さん、運転手さん、酒粕からできた甘酒は飲んじゃだめですが、麹からできた甘酒はいくら飲んでも問題ありません。いくら・・・っていうのは大げさですねw 健康的なのは毎日おちょこ1杯の甘酒を継続的に続けることでビタミンを摂取する方法です。そんじょそこらのサプリメントよりもよっぽどぴちぴち肌になりますよ~。
それにしてもややこしい・・・これは明らかに名前が悪いですよね。どうにかならないものかしら。。。
じゃあなんで、甘酒は「酒」が含まれないのに「甘酒」なのか?
なぜ、麹と水と粥を発酵させた、アルコールが全く入っていないものを「甘酒」というのか・・・?これには諸説あって、よく言われるのは、昔は日本酒を作っている造り酒屋が、日本酒と同じ作り方で甘酒を作り始めたから、甘くて酒のようなもの・・・ということで名づけられたという説です。
確かに日本酒と甘酒は麹を使って米を発酵させるという作り方は同じですよね。その辺から、お酒の仲間扱いされてしまうようになり、今に至っているという考え方は確かにありそうです。
「甘酒」にはアルコールが入っていると誤解して「甘酒」を避けていた皆さん、ぜひぜひ健康のために「甘酒」を活用してみてください。あっ、でも要注意なのは、ちゃんと原料をみることですよ。酒粕由来の甘酒はアルコールが入っていますので、アルコールが苦手な方は、麹由来の甘酒がおススメです。