ビタミンB群がたっぷり含まれた甘酒。むか~し、むかし、まだ栄養が十分に摂れるごはんを毎日食べられるとは限らなかった頃・・・日本人はビタミン不足のために「脚気(かっけ)」になったりしていました。今はあんまり聞かない病気ですよね。
そんな時、庶民の間で流行っていたのが「甘酒」です。甘酒にはビタミンB群がたっぷり含まれているため、まさに「飲む点滴」の役割を果たし、私たちの体を守ってくれました。さすが、甘酒!庶民の味方♪ お金持ちはウナギで疲労回復、ビタミン摂取をしている間、庶民は甘酒でしのいでいたのです。
手づくり甘酒なら、自分の好みに合わせて作れる!
「甘酒」って缶入りもあるし、袋入りもあるし、スーパーに行けば売っているけど、結構しつこい味だなぁ・・・と思ったことありません?私は実は思っていました。笑 お腹が空いている時はおいしいけど、おなか一杯の時はもう飲みたくない・・・みたいな。
でも、甘酒って実はいろんな種類があるんですよー。手づくりすれば、自分が好きなタイプのやわらかさで作れます。スプーンですくって食べるぐらいのどろどろタイプから、のどが渇いた時に飲むさらさらタイプまで選べるし、何しろ作りたてのおいしさが味わえます♪
炊飯器で作れる!即席甘酒の作り方♪
スーパーで売っているのはドロドロタイプが多いので、今回はさらさらタイプを作ってみましょう!材料は、「米麹」と「水」だけ!
■材料
・米麹 200g
・水 400~800CC
■作り方
1:炊飯器に材料を入れてよく混ぜます。
2:炊飯器のふたを開けたまま、保温を押して、ふたの代わりに濡れた付近をふわっとかぶせ、3~4時間放置します。
(ふたを閉めると温度が高すぎて酵素が働かなくなってしまい、でんぷんを分解してくれないので、甘くなりません。適温は55~60度で、これ以上になってしまうと失敗するので要注意!)
3:できあがり~♪ 甘くなっていれば成功!ビタミンたっぷり、さらさらの甘酒の出来上がりです♪
ぜひぜひ、毎日おちょこ一杯飲んで、健康美人を目指しましょう♪